ソウルで麻薬キンパを食べたことがあるか

鍾路 (チョンノ)5街駅近くの広蔵(カンジャン)市場を探検してみた。麻薬と呼ばれるキンパ(のり巻き)を求めて潜入。

まさに地元のおばちゃんが集まる市場

観光客にはあまり有名ではないがソウルっ子の間では有名な麻薬キンパがある市場は鍾路5街駅を降りるとすぐそこ。東大門の隣。清渓川沿いにある。

かなりのローカル臭いを感じながらアーケードを入っていくと、まさにソウル市民のための市場が広がる。

細い脇道にもデンジャラスな臭いのする場所がいっぱい。

まるで冷蔵庫の中を歩いているような感覚になってくる。寒いし。

日用品だけでなく、魚や得体のしれない赤い物体を売るおばちゃんであふれる屋台が並ぶ。

ほぼ中央部の交差点を中心に食べ物屋台がひときわ明るく並んでいる。このあたりで得られている小さめののり巻きこそ「麻薬キンパ」と呼ばれ、やめられない止まらない美味しさが自慢のブツを取引しているらしい。

この店のおばちゃんが怪しい

この店も怪しい

それとなく探りを入れてみたけど、訳のわからない言葉を発してとぼけた顔をしているおばちゃん。怪しい。

やっとのことで目的の売人を発見した

カメラを持っていることを確認すると目を背けたおばちゃん。最高に怪しいのでブツを出すようにやさしく頼んでみる。

出てきたものは…見慣れたものとは明らかに違い「太すぎ〜」といいたくなるほど太いトッポギ。

なぜかビニールがかかっている。怪しい。

韓国の屋台でよく見るオデン。煮るときは串にさしてあるのに、なぜか外して茶碗に入れられて出てきた。あやし過ぎる。そして問題のものが!おばさんが恐る恐る差し出した更には….ついに目の前に現れた!

これだ!これが噂の麻薬キンパ! 確かに普通よりかなり小さい。そして具も少ない。あきらかに普通のものとは違うことはひと目でわかる。あたりを伺いながら食べようとすると目の前に置いてあったものは

なにこれ?って聞くと豚の皮らしい。 関係無いので問題のブツを分析することにする。

すると後ろから、どこから来たのか身元不明なおばちゃんが暗号のようなものを呟きながらガムを1個差し出す。くれるのかと思ったがココは麻薬の取引場所。暗号もわからないので「日本人だよ」って言うと「1000ウォン1000ウォン」どうやらただのガム売り婆さんらしい。

地下街があるのを発見したので捜索を続けた

出されたものを分析してみたが、それらしいものは発見できなかった。これでは納得できない私は引き続き地下街を創作してみる。

このあたりの地下街は変装用具が用意されている場所のようだ。それもかなり古い時代の衣装が多い。謎のツボなども用意されていて、狭いながら秘薬なども扱っているのが確認できた。

通り沿いでは怪しいおばさんが何かを処分しているようだ。詳しく調べたかったが、我々の方を奥から注意深く監視する目が厳しくて、身の危険は感じなが、ここは一旦引き上げることにした。

調査報告

今回の調査では麻薬などを見つけることは出来なかった。味も普通のキンパだった。かなりの雰囲気を味わうことはできたのだが、収穫するものは何も見つけることが出来なかった。

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