南北分断の現実とテレビでしか見たことのない北朝鮮を見てきた。
本当は板門店に行ってみたかったのだが、予約が必要でツアーで行かなければならないとのことなのでアキラメ。代わりに行ったのが韓国北部の鳥頭山統一展望台。韓国では子供の頃の遠足で行くことが多いそうだ。
約1,600年前には、高句麗と百済がこの地域の覇権をめぐり100年以上も争った場所とのこと。近年では多数の城跡や時なども発掘され文化財に指定されているという。
ソウルからは車で1時間程度。ヘイリ芸術村の近くで、有名なアウトレットモールを少し超えたところ。
展望台までは自家用車で入ることができない。下の有料駐車場(1日200円程度)に止めて、そこから無料バスで展望台のある丘を登る。バスはピストン運転のようで、10分間隔ぐらいで次がくる。
展望台の入場は有料。北朝鮮の衣料品や日常品などの展示。おみやげ屋、カフェやレストラン。小さい映画館やステージなども揃っている。意外に緊張感も無く、映画JSAがモデルの人形をアチラコチラに設置してあったりで、ちょっと驚いた。
眺めは最高で、川の向こうに肉眼でも北朝鮮の施設や看板などが確認できる。韓国側は田舎なので高速道路みたいな一般道と野原が広がっているだけ。
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施設は想像よりも大きく、展示も以外に充実。しかしお客さんは少なめ。写真を撮り忘れてしまったので、詳細は動画でどうぞ。