誰でも30分で読める韓国語講座2

韓国語の読み方を30分で覚えちゃおう♪ 第一弾

前提として「だいたい読めればオッケー」ってことが大切。まずはコミュニケーションを取ることが最大の目的なので、すべてを正確に覚える必要は無い!ってバッサリ割り切ることにする。

どうして読み方を学ぶ必要があるのか?

☆旅行に行って話せるのに地図や看板も読めないってのは不便。
☆正確な発音を理解するために、ハングル(韓国の文字)が読めると有利。

以上の2つがおもな理由。

若干ややこしい内容になってしまうが、一度下まで一気に読んで、もう一度読み返して欲しい。2〜3回読めば、韓国語が半分ぐらいは読めるはずだ。

韓国語はアルファベットだ

韓国語はアルファベットだと思えば簡単に読むことができるようになる。例えば「か」という音は「KA」で「さ」という音は「SA」という感じ。具体的に説明してみよう。

「시」これは「し」と発音する。つまり「SI」と書いてあるわけだ。ということは「ㅅ」は「S」で「ㅣ」は「I」になる。「사」これは「さ」という発音。同じく「ㅅ」は「S」で「ㅏ」は「A」になる。

つまり人(ひと)みたいな文字は「S」で、さ行の読みとなり、カタカタの「ト」みたいなのが「A」つまり「あ」と発音するというわけだ。縦棒が英語で「I(アイ)」を意味し「い」という音。

例をあげよう。

韓国語=ローマ字=日本語発音
시=SI=し
사=SA=さ
가=KA=か
개=KE=け
너=NO=の
내=NE=ね
마=MA=ま
무=MU=む

「ㅅ」が「S」でさ行の文字。
「ㄷ」が「T」でた行の文字。
「ㄴ」が「N」でな行の文字。

簡単でしょ?

これが理解できたら「あいうえお」という母音と子音を覚えればほとんど読めるようになる。

もっと理解を深めよう

応用編その1 「소」

今度は上下に文字が並んでいる例。これも同じ。上の「人」が「S」で下の「ㅗ」が「O」で「そ」という発音になる。

ここで母音を見てみよう。

あ=ㅏ
い=ㅣ
う=ㅡ
う=ㅜ
え=ㅐ
え=ㅔ
お=ㅗ
お=ㅓ

「う」や「え」「お」が2つあることに疑問を持つかもしれないが、実際には音が微妙に違う。日本語だと同じ「う」になるのだが、韓国人にとっては「え」と「う」ぐらいはっきり違う音らしい。実はこの違いを理解することが発音の違いを理解することの近道になるのだ。しかし現時点では無視して進むことにする。

ここで覚えておくことは、右側に来る母音(あいうえお)と下に来る母音(「う」や「お」など)がある。ということ。

子音は

ㄱ=K
ㅅ=S
ㄷ=T
ㄴ=N
ㅎ=H
ㅁ=M
ㄹ=R
ㅈ=J
ㅊ=CH
ㅂ=B
ㅍ=P

このぐらいを覚えればだいたいオッケー。

余談だが「ペ・ヨンジュン」の「ペ」は「배」なので正確にはPEではなくBE「ベ」よんじゅん。韓国人の「ぺ」と「べ」のような濁点とマルの使い分けというか発音は、日本人にはかなり聞き取りにくいというか適当に発音しているように聞こえる。

ここを理解すれば60%は読める

応用編その2 「아」

上の文字を見て、右側が「あ」だとわからない人はもう一度上の章を読み返してみよう。読めた人に右側のマルについて説明してみる。ちなみにこの文字の発音は「あ」だ。

韓国語=発音
아=あ
이=い
으=う
애=え
어=お

つまりこのマルは発音されない文字となる。これは「あいうえお」という発音の場合に使われる特殊な文字だと覚えよう。

ここを理解すれば80%は読める

応用編その3 「산」

この文字は3つのパーツが組み合わされている。SとAとNだ。「SAN」って書いてあるので普通に読めるはず。そう「さん」と読む。簡単でしょ?

では「문」これは読めるだろうか? これはMとUとN。「MUN」だから「むん」。

ちょっと応用で「삼」は?

SとAで下にはMが来ている。つまり「SAM」。普通に読むと「さむ」となりそうだが、ちょっとだけ違う。「SAMU」になっていれば「さむ」だが、最後の「U」が無いので韓国人は「む」と発音しない。Mだけ発音するのだ。つまり「ん」みたいな、日本には無い発音で、口を閉じるだけの発音となるのだ。文字で書くと「さm」って感じが一番近い気がする。実際の発音は「さん」の方が「さむ」より近いが「さん」では無いって感じ。

この音は良く出てくる音で、例えば有名な「カムサハムニダ(ありがとうございます)」がある。ここの発音が韓国人は「かmさはmにだ」となる。実際には途中の「は」も薄い音なので「かんさんにだ」って音が一番近いような気がする。

このような中途半端な音が韓国語には多くて、例えば「삭」というように下に「K」が付いたりする文字が多く出てくる。この場合はSAKで「さk」という発音になる。実際には「さっ」とか「さ」に聞こえる場合が多い。

今回はここまで。次回にもうちょっとだけ覚えれば韓国語はほとんど読めるようになる。そして発音もかなり「脱」日本人発音となる

ような気がする。

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