昔の韓国旅行といえば定番のメガネ購入。今でも？
ガイドブックなどでは親切だ！とか日本語OKとか言われているので期待して南大門を調査開始してみた。

まずは入り口脇の見せから潜入調査！ってか店は広いが店員も多くお客が少ない！ちょっと入りにくい感じがする。しかし調査が目的で来ているのだから怯んではいけない！

自然に何気なくキタように振る舞いながら入っていくと…店員がピッタリマーク。隊長〜！張り付いて離れません。やれ「これがいいね」とか「どんなの探してるの」と、そりゃ〜流暢な日本語でうるさいうるさい。ケースの中を順番に見ようとしたら、「あ〜そっちは年寄り向けだよ〜こっちこっち」と。どうやら安い製品は見せたくない様子。決めかねていると「２階にもいろいろあるよ〜」とか。

うざくなってきたのと「売りたいオーラ」がビンビンなのに疲れたので脱出！次行こう次！ってわけで数件先のメガネ屋に潜入。すると….以下省略。

店員が俺のことを好きになったのか？どの店でも１m以内にピッタリマークされてアレコレ言われて全然楽しく見ることができない。ちなみに女性店員もたまにいるし近づいてくるが美人は見なかった。メガネもショーケースに入っているので店員にいちいち見せて！って言わなきゃだし、そのたびに店員がメガネをビヨ〜ンビヨ〜〜ンと曲げてアピールするので、ちょっと驚いたように振舞ったり。

調査がてら平日の昼間っから人がいっぱいいる通りをすり抜け、新世界百貨店裏あたりにあるファッションビルも一応潜入。

どうやら場違いなところへ入ってしまったようだ。おばちゃんの聖地のようで、そそくさと退散。南大門市場に打ちのめされた気分になった。腹も減ってきたので、明洞に移動し、かねてから一度食ってやろうじゃないかと企んでいたサンドイッチ店「ホボントースト」へ。

ABCマート横の路地を入っていった左側に小さい店を発見。

中に入り、これまた態度の微妙な店員に注文。するとその場で調理開始。写真は細かいところをとっちゃダメだよ！と、すごい企業秘密を持ったトーストなのか？と日本語で小さく突っ込んでみたが返事はなかった。

感じが良いわけではない店長さんらしき人がみずから企業秘密満載のトーストを作ってくれる。

で！食べて見た。正直甘すぎてお口にあいません。野菜の多い卵焼きにあま〜いソースをかけた具入りのホットトーストサンド。

「マヨネーズのがうまいだろ〜企業秘密さんよ〜」

などと口にしながら寒い明洞の道路脇で愛を叫んでみた。叫びすぎて喉も乾いたし寒いので裏路地にあったチェーンのカフェで一服。最近はソウルも喫煙がうるさくて、道路で吸ってポイしたらいきなり私服警察官？みたいな人に逮捕されそうになったのも良い思い出だったりする。

ソウルでよく見るチェーン店のカフェ

通りに面した喫煙席　激寒！
余計な話だが、よく見るボトル式のシロップ。こんなので適量をズバリ測って入れられる国宝級の職人は世にどのくらい存在してるのだろう。案の定、入れすぎて激甘になりました。

入ってスグのカウンターで注文してセルフというスタバ方式のお店。もちろんいつものブ〜ブ〜呼ばれる機械を渡される。なかなか広いしホテルのロビーみたいな雰囲気で、ちょっと良かったけど。

喫煙席は寒い！換気扇全開？寒すぎるので禁煙席へ移動。案の定、喫煙席はガラガラ禁煙席はほぼ満席という状態。日本人が細かすぎるのか韓国人がいい加減すぎるのか…そんなことを考え再びメガネ探しの旅に出た。

ロッテヤング館前の明洞地下街。ここに小さいメガネ屋さんが20件程度集結している。ここがメガネの購入はベストかもしれない。ただしあくまで

「韓国だから安〜〜〜〜いメガネを試しに作ってみるかな？」

という話。高いメガネを買うなら、メンテや精度を考えるとやっぱり日本国内が安心。だってチャッチャと検査してチャッチャと作っちゃうんだもん。韓国のメガネ屋さん。全部で20〜30分程度。やっぱりちょっと心配。ちなみに今回は3,500円のメガネを作ってみた。普通だけど普段するには十分かな？

地下街はどの店も小さく１人〜２人でやっているので、他にお客がいれば付きまとわれないでゆっくり見ることができる。店の外に安いフレームが出ているので、なにげに見ることができる。店員が暇だとすぐ出てきて中にヒキヅリ込もうとするけど。そして中で高いフォレームを徐にびよ〜〜んびよ〜〜んして見せられるけど。

日本語はどの店もOK。日本人がメインのお客なんだろうね。割りと愛想のいい店員が多いけど、ここは韓国ってことを忘れちゃいけない。特に結構強烈なおねーちゃんのいる店。ここだけはおすすめしない。

聞いてみると値段も安いので「２個作るからまけて」って言ったとたん、それまでの日本語をすべて忘れたかのように韓国語でまくしたてる。えらい勢いでしゃべるシャベル。どうやら最初から安くしてるんだから負けられないという内容らしい。だったらちゃんと値札つけろよ！レンズの価格表とかも出してみろよババ○！とつぶやきながら店を移動しましたとさ。

今日のソウル駅は、また違う内容だった。どうやら毎日違うものを出しているようだ。